ひこまる(@hikomaruuu)です。
皆様はクラウドワークス(crowd works)というサービスをご存知でしょうか。
会社員の複業解禁や主婦の方のお小遣い稼ぎで利用したことがある方も多いでしょう。
この記事では、クラウドワークスに興味を持っている人に向けて、クラウドワークスの評判や仕事内容・はじめ方などを筆者が実際に働いた経験を交えなら紹介します。
- クラウドワークスって実際のどう?
- クラウドワークスにはどんな仕事がある?
- 仕事の選び方・初心者におすすめの案件を知りたい。
クラウドワークスとは
クラウドワークスとは企業や個人間で仕事を受発注できるクラウドソーシングサービス※です。
※「クラウドソーシング」とはインターネット上で企業が不特定多数の人に業務を発注(アウトソーシング)する業務形態のこと。
簡単に言うとお仕事マッチングサイトです。
このようなクラウドソーシングは他にもあって、ランサーズやココナラも同じ類のサービスです。
単にアンケートを取得する等簡単な使い方をしている個人もいますが、実は大企業・政府が発注する案件もあるんです!
クラウドワークスの評判・口コミ
クラウドワークスの評判は賛否するようですが、メリット・デメリットは人によって異なります。
例えば「稼げない」という口コミも多いですがスキルに差があるんだから当然ですし、「手数料が高い」というのもその人の主観が入っている。
実際に私が働いてみてそれらの口コミを検証・整理すると…正しくは以下2点かと思いました。
- 月20万円以上稼ぐのは難しい(特別なスキルがいる)
- 月20万円以上稼げない人は手数料が高い(10~20%)
月20万円以上稼ぐのは難しい(特別なスキルがいる)
さて、稼げるか稼げないかで言うと誰だって稼げます。
ただし、駆け出しのライターさんなら以下のツイートが実情でしょう。
【未経験WEBライター1ヶ月目の結果】
1月5日にクラウドワークスに登録
応募件数17件
継続案件1件(単価1.4円)
単発案件5件(単価0.4円くらい)
稼働時間:5時間〜10時間
文字数平均1000文字〜10000文字はじめ3週間ブラック案件に遭遇しましたがラスト1週間で巻き返し
総手取り:20172円#webライター
— あやまめブログ (@ayamameblog) January 31, 2021
「え、1ヶ月も頑張ってたったの2万円!?」と思われるかも知れませんが、参入障壁の低いライティング案件には単価激安のブラック案件も多いので注意が必要です。
2万は流石に低いですが、、プログラミングやWebサイト構築など特別なスキルがないと20万円…いや10万円もいかないかもな…と感じました。
手数料が高い
クラウドワークスの手数料は以下の表のようになっていて、その人が月に稼いだ金額によってかかってくる手数料が変わります。
メリカリ等のC to Cサービスを利用したことがある人は20%は高いと思うかも知れませんが、競合サービスと比較するとほぼ同水準であることが分かります。
最初は私も高いと思いましたが、ジョブマッチングサービスの世界ではこれくらいが相場なのでしょうね。
クラウドワークスの仕事内容
クラウドワークスで受注することができる仕事は以下のカテゴリがあります。
IT知識など特別なスキルが必要な仕事から初めての人でも対応しやすい簡単な事務作業まで幅広く用意されています。
- システム開発
- アプリ・スマートフォン開発
- ホームページ制作・Webデザイン
- ECサイト・ネットショップ構築
- デザイン
- ネーミング・アイデア
- ライティング・記事作成
- 事務・カンタン作業
- ビジネス・マーケティング・企画
- 翻訳・通訳サービス
- 写真・画像・動画
- 3D-CG制作
- ハードウェア設計・開発
- 音楽・音響・BGM
- 暮らし・社会
- プロジェクト・保守運用メンバー募集
でもこれだけたくさん仕事があると悩んでしまいますよね…?
仕事の選び方は?
この疑問が浮かぶということは、自分が受注した仕事をこなせるのか不安に思っているからだと思います。
そのような人に、同じように悩んでいる人の口コミを紹介します。
クラウドワークスを初めてやるのですが、仕事の選び方がわかりません
どんな仕事なら自分ができるのかなど不安なことが多く上手く仕事を受けることができません。
仕事を受けてできなかったときを考えるとどの仕事を見てもできるかわからなくなります。
なにか対策や仕事選びのコツなどがあれば教えていただけると助かります。
上記の質問に対していくつか回答をまとめました。
- できなかったときは「途中終了」ということで、時間は取り戻せませんが報酬は取り消されます。達成できそうにない時の手段も用意されていますので、「取り敢えずやってみる」という考え方でやってみてはいかがでしょうか。
- 何ができるのかわからない、ということであれば、まずはタスク系のお仕事にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
- 仕事の中には“初心者OK”というものもあります。その様な仕事にはクライアントがマニュアルを用意してくれていますので、案外行ないやすいですよ。
クラウドワークスで仕事を選ぶときはあまり気負うことなく、自分が興味を持っているジャンルを選んでみても良いと思います。
初心者におすすめの案件は?
カテゴリで言うと、「事務・カンタン作業」はその名の通り誰でも簡単にこなせる仕事ばかりです。更に小さな階層のカテゴリで言うと以下になります。
個人的なおすすめは「ライティング・記事作成」です。
身についたライティングスキルは仕事でも日常生活でも、一生重宝しますので。(先述しているようにブラック案件にはご注意を)
またライティングスキルを身に着けておくと、いずれは自分のサイトを持ち、発注して自分の時間を買う立場に回ることもできますね。
クラウドワークスの手数料・費用
クラウドサービスでは、受発注した側それぞれシステム利用料がかかります。
クラウドワークスの手数料は決して安くはありませんが、ジョブマッチングサービスの相場通りの手数料形態のようですね。
例えば契約⾦額 10,000円(税抜)の仕事をこなした場合、8,580円もらうことができます。
あれ?20%だから8000円じゃないの?と思うかも知れませんが消費税などの絡みで上記のような金額になります。
詳しく知りたい方は「ワーカーシステム手数料(Crowd works)」をご参考に。
クラウドワークスの使い方・やり方
筆者が実際にブログライティング案件を受注し体験してみたので使い方を紹介します。
※今回の依頼では、あなたの人生が輝くライフスタイルメディア(GYPSEE)さんの「ヤマアラシのジレンマとは」という記事を執筆させていただきましたのでその記事を作成するまでの流れで説明させていただきます。(※サイト運営者emikosasakingさんに掲載許可を頂いております)
ステップ1 クラウドワークスに登録する
クラウドワークスを始めるにはCrowdWorks(クラウドワークス)から会員登録が必要です。
遷移した画面右上の「会員登録」から登録を実施してください。
ステップ2 仕事を探す
「仕事を探すボタン」を押下する
仕事カテゴリから興味のあるカテゴリを選択する(私はブログ記事作成の経験があったことからライティング・記事作成→ブログ記事作成を選択)
427件の仕事がヒットしました。
さて、この中からemikosasakingさんが出している【1記事1500円/5000文字】心理学・メンタルヘルス記事のライティングに興味を惹かれたので応募しました。
ステップ3 応募依頼する
「応募画面へボタン」を押下する。
応募に必要な情報を入力する
ステップ4 契約する
契約と言ってもクラウドワークス上では小難しい契約処理は一切なく、こちらが出した条件に先方が応じてくだされば必然的に契約完了となります。
※人によってはここで条件交渉などをして進めることもできます(例:1文字の単価を0.3円→0.5円にあげてほしい等)
ステップ5 業務実施・納品する
契約後、クラウドワークス上のチャット画面からメッセージのやり取りができるようになるので、そこで発注者から「サイトURL」と指定される記事の内容が共有され、業務開始します。
業務完了後は、チャット画面から納品処理を実施し、受注側の処理は完了です。
あとは発注側が検収・支払い処理を行えば業務完了となり、お互いに評価を付けあって全てのやり取りが終了となります。
実際にどれくらい儲かったのか?
今回の仕事は1文字約0.3円の案件で、5,000文字で1,500円の報酬でございました。(クラウドワークスに収める分を抜くと1,287円の報酬)
記事作成にかかった時間としては調査時間も含めて5時間程度です。(なので時給換算250円程度。)
実際に働いてみた感想(ブログライティング編)
実際に私が働いてみて率直に思った感想をお伝えしますと、、
クラウドワークスで働くことがおすすめかどうかは、多分案件による。笑
元も子もない感想ですみません。
今回の時給250円程度を考えると、私の場合は継続は厳しいと感じました。
勿論良い案件とマッチングできれば良いのですが、人気案件は激戦ですのでそこに期待するのは難しいかもです…。
ただし!業務委託する人にとっては、業務を受ける側の気持ちを理解するという意味で働くのはとても良い経験になると思いますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、クラウドワークスに興味を持っている人に向けて、評判や仕事内容・使い方などを紹介してきました。
時給換算すると割に合う案件は少ないが、発注するアフィリエイターやブロガーの方にとっては良い経験になります。
CrowdWorks(クラウドワークス)
しかし超ブラックな労働環境がはびこっているクラウドワークスでは、儲かっているのは本元とごく一部の案件受注者だけのように思えます。
そのためお小遣い稼ぎなら良いですが、収入の柱を増やしたいと思っている人には、強くはおすすめできない。というのがまとめとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。